今回は総スケルトン!
壁、天、床 全部解体している物件のリノベーションです。
キッチン、トイレ、洗面、ユニットバスの給排水(もちろん全部新しくなります)の打ち合わせしてから、配管をしていきます。
図面を見ながら、排水の位置、給水の位置を確認して作業していきます。
キッチン部分
トイレ排水
洗面排水
ユニットバス給水 給湯 排水
追い炊き配管(ガス屋さん)
ヘッダ工法とは
給水用、給湯用のヘッダーと呼ばれる部材を設置し各ヘッダーから水場まで分岐(繫ぎ目)することなく直接配管する工法です。
<メリット>
・施工性が良い
樹脂管は銅管のように繫ぎ目をする必要がない→繋ぎ目が劣化しないというメリットがあります。
また、曲げやすく柔軟性に優れています。
・水量変化が少ない
樹脂管が独立しているためシャワーで体を洗いながら浴槽にお湯を貯めても水の量が変わる事無く使用出来ます。
・メンテナンス性が優れている
劣化しても取り外して簡単に交換できます。(ワンタッチ継手)
・結露しにくい
さや管内の空気層が断熱効果を高めるので、給水配管では結露しにくく、給湯配管では保温効果が期待できます。
この2つのヘッダーにそれぞれの給水管、給湯管をワンタッチで挿してヘッダから元となるシャフトのバルブにつないで
逃げ配管 完了 (大工さんが床を作っていけるように)
設備屋さんの仕事はこの後仕上げの段階でトイレや洗面化粧台等の器具付けに来ます。
同時にガス屋さんがガス管もやっています。